Difference between revisions of "インスタンス"

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s.pageName変数はページが読み込まれる度に値がセットされ、「s.t()」関数が実行されてページビュー数がカウントされます。<br />
 
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「変数」に「値」がセットされる回数を「インスタンス」という単位でカウントするので<br />
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s.pageName変数に値がセットされて「s.t()」関数が実行されたということは、同じ回数だけ「インスタンス」が発生したことになります。<br />
s.pageName変数に値がセットされて「s.t()」関数が実行されれば、「ページビュー数」と「インスタンス」は同じ回数になります。<br />
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「インスタンス」は「変数」に「値」がセットされた回数を数える単位です。<br />
  
 
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例えば「s.eVar1」で「赤バナー」と「青バナー」の効果測定をしていると仮定します。 ※期限:訪問/配分:最新(最後)<br />
 
例えば「s.eVar1」で「赤バナー」と「青バナー」の効果測定をしていると仮定します。 ※期限:訪問/配分:最新(最後)<br />
  
 
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# 赤バナーがクリックされた際に「s.eVar1」変数に「"赤バナー"」という値がセットされてインスタンスが1回カウントされます。<br />
赤バナーがクリックされた際に「s.eVar1」変数に「"赤バナー"」という値がセットされてインスタンスが1回カウントされます。<br />
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# eVar変数は持続性という特徴を持っているため、ページコード内に「s.eVar1」が記述されていなくても<br />
eVar変数は持続性という特徴を持っているため、ページコード内に「s.eVar1」が記述されていなくても<br />
 
 
次のページに遷移すると「s.eVar1」変数に「"赤バナー"」という値はセットされます。<br />
 
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インスタンスは基本的に全てのヒットに対してカウントされるものですが、変数が持続性を持っている場合は<br />
 
インスタンスは基本的に全てのヒットに対してカウントされるものですが、変数が持続性を持っている場合は<br />
 
後続のヒットで値がセットされてもカウントをしない仕様になっています。<br />
 
後続のヒットで値がセットされてもカウントをしない仕様になっています。<br />
 
その為、上図の2遷移め、3遷移目ではインスタンスはカウントされません。<br />
 
その為、上図の2遷移め、3遷移目ではインスタンスはカウントされません。<br />
4遷移目で青バナーがクリックされたので「s.eVar1」変数に「"青バナー"」がセットされます。<br />
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# 4遷移目で青バナーがクリックされたので「s.eVar1」変数に「"青バナー"」がセットされます。<br />
 
「変数」に「値」がセットされたので再びインスタンスが1回カウントされます。<br />
 
「変数」に「値」がセットされたので再びインスタンスが1回カウントされます。<br />
しかし、5遷移目では変数が持続しているためインスタンスはカウント去れないことになります。<br />
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# 5遷移目では変数が持続しているためインスタンスはカウントされません。<br />
  
 
一方で「ページビュー」はページコードの「s.t()」関数が実行されるたびにカウントされるので<br />
 
一方で「ページビュー」はページコードの「s.t()」関数が実行されるたびにカウントされるので<br />
ページが読み込まれる都度カウント去れることになります。<br />
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従って、「eVar1レポート」ではこのような表になります。
 
従って、「eVar1レポート」ではこのような表になります。

Revision as of 18:36, 8 September 2015


インターネットで「インスタンス」を調べると様々な意味が出てきますが
Reports&Analyticsでは「変数に対して特定の値がセットされた回数」と解釈されます。


Metrics-Instance-Overview.png


訪問者がウェブサイトのソースをウェブサーバにリクエストし、ページが読み込まれると、
「変数」に「値」がセットされてイメージリクエストがAdobe Analyticsサーバに送信されます。
この、「変数」に「値」がセットされる回数を「インスタンス」という単位で数えます。


Metrics-Instance-Overview Hit.png

「ヒット」とは、Adobe Analyticsサーバーへ送信されるイメージリクエストのことを指します。


「インスタンス」と「ページビュー数」の違い

「インスタンス」と「ページビュー数」はどちらも回数を数える単位なので混同しがちですが、
明確に挙動が異なるのでしっかりと理解しておきましょう。


インスタンス・・・「変数」に「値」がセットされた回数
ページビュー・・・ページが読み込まれ、「s.t()」関数が実行された回数


変数が持続しない場合

Metrics-Instance-Overview PageDimension.png

s.pageName変数はページが読み込まれる度に値がセットされ、「s.t()」関数が実行されてページビュー数がカウントされます。
s.pageName変数に値がセットされて「s.t()」関数が実行されたということは、同じ回数だけ「インスタンス」が発生したことになります。
「インスタンス」は「変数」に「値」がセットされた回数を数える単位です。

Metrics-Instance-Overview PageDimension Table.png

従って、「ページレポート」ではこのような表になります。

変数が持続する場合

Metrics-Instance-Overview eVarDimension.png

例えば「s.eVar1」で「赤バナー」と「青バナー」の効果測定をしていると仮定します。 ※期限:訪問/配分:最新(最後)

  1.  赤バナーがクリックされた際に「s.eVar1」変数に「"赤バナー"」という値がセットされてインスタンスが1回カウントされます。
  2.  eVar変数は持続性という特徴を持っているため、ページコード内に「s.eVar1」が記述されていなくても

次のページに遷移すると「s.eVar1」変数に「"赤バナー"」という値はセットされます。
インスタンスは基本的に全てのヒットに対してカウントされるものですが、変数が持続性を持っている場合は
後続のヒットで値がセットされてもカウントをしない仕様になっています。
その為、上図の2遷移め、3遷移目ではインスタンスはカウントされません。

  1.  4遷移目で青バナーがクリックされたので「s.eVar1」変数に「"青バナー"」がセットされます。

「変数」に「値」がセットされたので再びインスタンスが1回カウントされます。

  1.  5遷移目では変数が持続しているためインスタンスはカウントされません。

一方で「ページビュー」はページコードの「s.t()」関数が実行されるたびにカウントされるので
ページが読み込まれる都度カウントされることになります。

Metrics-Instance-Overview eVarDimension Table.png

従って、「eVar1レポート」ではこのような表になります。