Difference between revisions of "eVar"

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[[Category:ディメンション]]
 
[[Category:ディメンション]]
  
★★★作成中★★★
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[[File:Dimension-eVar-Overview.png|700px]]
  
eVarとは?
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eVarは貢献度を調査する際に使用します。<br />
カスタムトラフィック変数(eVar)は、何がコンバージョンにつながったのかを調べるために使用します。<br />
 
例えば下図の例では、訪問者は最終的にコンバージョン(購入)を行いました。<br />
 
訪問者はサイトに来訪してから、ログインしたり、サイト内検索で検索をしています。<br />
 
また、セール情報を見たり送料無料キャンペーンを閲覧しています。<br />
 
最終的に訪問者が購入を決断した原因はなんだったのでしょうか。<br />
 
  
セール情報があったからでしょうか?それとも会員限定の送料無料キャンペーンがあったからでしょうか。<br />
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例えばウェブサイト上で色違いのバナーを出しわけていたとします。コンバージョンに影響を与えたバナーは何色のバナーでしょうか。<br />
eVar変数はこのように、「なにがコンバージョンに影響を及ぼしたのか」を測定します。<br />
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また、訪問者はウェブサイト内でキーワード検索をします。どのキーワードがコンバージョンに影響を与えたのでしょうか。<br />
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このように、コンバージョンに影響を与えた物事を調査する際にeVarを使います。eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に反映されます。<br />
  
★画像
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Reports&Analyticsで貢献度を示すレポートは「キャンペーンレポート」と「カスタムコンバージョンレポート」です。<br />
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キャンペーンレポートはキャンペーンの貢献度分析に使います。用途が決まっているので「定義済みコンバージョンレポート」とも言われます。<br />
  
==eVarは持続(persist)する==
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==eVarの特徴==
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===eVarは持続(persist)する===
  
eVar変数は「持続変数」で、複数のページにわたって値を保持する点が特徴です。<br />
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[[File:Dimension-eVar-Overview_AllocationExpire.png|800px]]
「持続」とはどのようなことかというと、サイト内検索キーワードを例に説明すると、訪問者がサイト内検索をする度に「eVar1」に値が代入され、<br />
 
その値を「指定された有効期限まで」保持しするということです。そして、指定した配分でクレジットが付与されます。<br />
 
これを下図で説明します。<br />
 
  
配分「最後(最新)」  有効期限「購入」の場合<br />
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eVarは持続することが特徴です。eVarの有効期限を設定し、その期限が来るまで値を持ち続けることができます。有効期限は時間や成功イベントが発生するまで、など様々な設定が可能です。<br />
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「eVarは持続する」とはどういうことでしょうか。これを上の図で説明します。<br />
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例えば「eVar1」でサイト内検索キーワードを収集していたとします。この時に管理画面で「eVar1」の有効期限を「訪問」にしたとしましょう。<br />
  
#訪問者がサイト内検索で「ダイヤ」と検索した場合、「s.eVar1="ダイヤ"」が計測されます。
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#訪問者がサイト内検索で「靴」と検索しました、この時、「s.eVar1」の値として「靴」がセットされます。トラフィック変数と異なり、eVarの場合はページが遷移しても「s.eVar1」の値は保持され続けるので、次のページに遷移しても「eVar1」は「靴」という値を持ち続けます。<br />
#トラフィック変数と異なり、eVarの場合はページが遷移しても「s.eVar1」の値は保持されます。
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#次に訪問者は再びサイト内検索で「シューズ」と検索しました。このとき、「s.eVar1」の値は「シューズ」に置き換わります。ページを遷移しても「シューズ」という値は保持され続けます。<br />
#訪問者が再びサイト内検索で「指輪」と検索した場合、「s.eVar1="指輪"」に置き換わります。値は保持され続けます。
+
#有効期限を「訪問」としていたので、訪問が終了した時点で「eVar1」は値を保持することを停止します。<br />
#例の場合、訪問者がサイト内検索をするたびに値は入れ代わります。
 
#eVarにログイン情報をセットしている場合などは値が入れ代わらないケースもあります。
 
#値が入れ代わっても入れ代わらなくても、ページを遷移しても値を保持するというところがeVarの特徴です。
 
#最終的に訪問者は100万円の指輪を購入しました。有効期限を「購入」としていたので、この時点で値を保持することを停止します。
 
#配分を「最後(最新)」としていたので、100万円の売上高は「最後(最新)」に検索した「指輪」に付与されます。
 
  
これがeVar変数の基本的な仕組みです。<br />
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これが「eVarは持続する」という意味です。
  
★画像
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===eVarの「配分」===
  
値が保持される間、「post eVar」の仕組みにより遷移したページでページビューがカウントされます。<br />
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eVarはコンバージョンクレジットを「配分」します。「配分」の方法は以下の3種類です。<br />
カスタムコンバージョンレポートでeVarの発生回数をカウントしたい場合は「ページビュー数」ではなく「インスタンス」を使用したほうがよいでしょう。<br />
 
「インスタンス」は持続するヒットはカウントしません。<br />
 
  
==eVarの配分==
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最新(最後)        ・・・有効期間内に最後に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する<br />
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元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する<br />
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線形         ・・・有効期限内に記録されたeVarに均等にコンバージョンクレジットを配分する<br />
  
成功イベントの前に変数が複数の値を受け取った場合、そのイベントのクレジットをどのように割り当てるかを決定します。次の値がサポートされています。<br />
+
上の図で訪問者は「\10,000」の買い物をしました。「配分」の設定によってコンバージョンクレジットの振り分けられ方が異なります。<br />
  
元の値:  最初の eVar 値が、その eVar の期限が切れるまで、成功イベントのクレジットを常に受け取ります。<br />
+
最新(最後)        ・・・有効期間内に最後に記録された「シューズ」に「&yen;10,000」が配分される<br />
最新:   最後の eVar 値が、その eVar の期限が切れるまで、成功イベントのクレジットを常に受け取ります。<br />
+
元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された「靴」に「&yen;10,000」が配分される<br />
線形:   成功イベントのクレジットを eVar のすべての値に均等に配分します。<br />
+
線形         ・・・有効期限内に記録された「靴」と「シューズ」にそれぞれ「&yen;5,000」ずつ配分される。「線形」を設定する場合は有効期限は「訪問」が推奨されています。<br />
線形配分ではある訪問中の値のみが正確に分配されるので、線形配分は訪問の eVar 有効期限を設定して使用します。<br />
 
  
例えば下図の例ではサイト内検索キーワードをeVarで取得しているとします。最終的に訪問者はコンバージョン(購入)を行っています。<br />
+
これがeVarの特徴です。
このとき、購入のきっかけになったサイト内検索キーワードは何か?<br />
 
  
「元の値」に設定している場合は「ダイヤ」、「最後(最新)」に設定している場合は「指輪」がコンバージョン(購入)のきっかけとなった、と考えます。<br />
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===「有効期限」と「配分」の設定===
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eVarの「有効期限」と「配分」は管理画面で行います。
  
==eVarの有効期限==
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[[File:Dimension-eVar-Overview_AllocationExpireSetting.png|600px]]
  
eVar 値の有効期限が切れる(成功イベントのクレジットを受け取らなくなる)までの期間またはイベントを指定します。<br />
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==指標との組み合わせ==
eVar の有効期限が切れた後に成功イベントが発生した場合、「なし」がそのイベントのクレジットを受け取ることになります。<br />
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eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に展開されます。eVarは貢献度を測るためのものなので、基本的にはコンバージョン系の指標をセットします。<br />
つまり、アクティブな eVar がないということを示します。<br />
+
トラフィック系の指標をセットした場合、「配分」の設定状況によって挙動が異なるので注意しましょう。<br />
 +
様々な指標をセットした場合に、どのようにカウントされるかを見ていこうと思います。<br />
 +
例えばページを遷移するたびに「eVar1」でページ名を取得していた場合の例です。有効期限は「訪問」としました。<br />
  
有効期限にイベントを指定した場合、そのイベントが発生した場合にのみ eVar の有効期限が切れます。<br />
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===売上高の例===
イベントが発生しない場合、eVar の有効期限は切れません。 <br />
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[[File:Dimension-eVar-Overview_Revenue.png|700px]]
  
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訪問者が「&yen;1,000」の購入をした場合、「配分」の設定によってコンバージョンクレジット(売上高)の配分のされ方が異なります。
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最新(最後)    ・・・有効期間内に最後に記録された「s.eVar1=“f”」に「&yen;1,000」が配分されました。<br />
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元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に「&yen;1,000」が配分されました。<br />
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線形         ・・・有効期限内に記録された「s.eVar1=“a”」~「s.eVar1=“f”」それぞれに配分されました。「&yen;1,000」がeVarの発生回数(6回)で割られわけではありませんでした。<br />
 +
「線形」の挙動が想像と違っていました。<br />
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===インスタンスの例===
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[[File:Dimension-eVar-Overview_Instances.png|700px]]
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最新(最後)    ・・・「s.eVar1=“a”」~「s.eVar1=“f”」それぞれに1インスタンスずつカウントされました。<br />
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元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に6インスタンスがカウントされました。<br />
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線形         ・・・「s.eVar1=“a”」~「s.eVar1=“f”」それぞれに1インスタンスずつカウントされました。<br />
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配分が「最新(最後)」の場合は、最新のeVarに値がセットされる都度インスタンスがカウントされます。最後のeVar(例だと「s.eVar1=“f”」)にまとめてカウントされるわけではないので注意です。<br />
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配分が「元の値(最初)」の場合は、一番最初のeVar(例だと「s.eVar1=“a”」)にeVarの発生回数(6回)がまとめてカウントされました。<br />
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配分が「線形」の場合は、6インスタンスがそれぞれのeVarに配分されました。<br />
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===トラフィック系指標===
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[[File:Dimension-eVar-Overview_TrafficMetrics.png|700px]]
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トラフィック系の指標をセットしたところ以下の結果となりました。<br />
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ページビュー数の場合、配分を「最新(最後)」にすると、最後のeVar(「s.eVar1=“f”」)が訪問の間持続しているので購入ページのページビュー数もカウントします。<br />
 +
「線形」の場合は7ページビューがeVarの発生回数(6回)で割られるかと想像していたのですが「最新(最後)」と同じ結果になりました。<br />
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実訪問者数や訪問回数も、配分が「線形」の場合に1訪問者や1訪問がeVarの発生回数(6回)で割られるわけではありませんでした。<br />
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 +
eVarにトラフィック系の指標をセットすると思いがけない挙動をします。eVarは貢献度を見るためのものなので、セットする場合はコンバージョン系の指標を使いましょう。<br />
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==eVarの用途★作成中==
 
==カウンターeVar==
 
==カウンターeVar==
  

Revision as of 03:36, 8 November 2015

Dimension-eVar-Overview.png

eVarは貢献度を調査する際に使用します。

例えばウェブサイト上で色違いのバナーを出しわけていたとします。コンバージョンに影響を与えたバナーは何色のバナーでしょうか。
また、訪問者はウェブサイト内でキーワード検索をします。どのキーワードがコンバージョンに影響を与えたのでしょうか。
このように、コンバージョンに影響を与えた物事を調査する際にeVarを使います。eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に反映されます。

Reports&Analyticsで貢献度を示すレポートは「キャンペーンレポート」と「カスタムコンバージョンレポート」です。
キャンペーンレポートはキャンペーンの貢献度分析に使います。用途が決まっているので「定義済みコンバージョンレポート」とも言われます。

eVarの特徴

eVarは持続(persist)する

Dimension-eVar-Overview AllocationExpire.png

eVarは持続することが特徴です。eVarの有効期限を設定し、その期限が来るまで値を持ち続けることができます。有効期限は時間や成功イベントが発生するまで、など様々な設定が可能です。
「eVarは持続する」とはどういうことでしょうか。これを上の図で説明します。
例えば「eVar1」でサイト内検索キーワードを収集していたとします。この時に管理画面で「eVar1」の有効期限を「訪問」にしたとしましょう。

  1. 訪問者がサイト内検索で「靴」と検索しました、この時、「s.eVar1」の値として「靴」がセットされます。トラフィック変数と異なり、eVarの場合はページが遷移しても「s.eVar1」の値は保持され続けるので、次のページに遷移しても「eVar1」は「靴」という値を持ち続けます。
  2. 次に訪問者は再びサイト内検索で「シューズ」と検索しました。このとき、「s.eVar1」の値は「シューズ」に置き換わります。ページを遷移しても「シューズ」という値は保持され続けます。
  3. 有効期限を「訪問」としていたので、訪問が終了した時点で「eVar1」は値を保持することを停止します。

これが「eVarは持続する」という意味です。

eVarの「配分」

eVarはコンバージョンクレジットを「配分」します。「配分」の方法は以下の3種類です。

最新(最後) ・・・有効期間内に最後に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する
元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する
線形         ・・・有効期限内に記録されたeVarに均等にコンバージョンクレジットを配分する

上の図で訪問者は「\10,000」の買い物をしました。「配分」の設定によってコンバージョンクレジットの振り分けられ方が異なります。

最新(最後) ・・・有効期間内に最後に記録された「シューズ」に「¥10,000」が配分される
元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された「靴」に「¥10,000」が配分される
線形         ・・・有効期限内に記録された「靴」と「シューズ」にそれぞれ「¥5,000」ずつ配分される。「線形」を設定する場合は有効期限は「訪問」が推奨されています。

これがeVarの特徴です。

「有効期限」と「配分」の設定

eVarの「有効期限」と「配分」は管理画面で行います。

Dimension-eVar-Overview AllocationExpireSetting.png

指標との組み合わせ

eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に展開されます。eVarは貢献度を測るためのものなので、基本的にはコンバージョン系の指標をセットします。
トラフィック系の指標をセットした場合、「配分」の設定状況によって挙動が異なるので注意しましょう。
様々な指標をセットした場合に、どのようにカウントされるかを見ていこうと思います。
例えばページを遷移するたびに「eVar1」でページ名を取得していた場合の例です。有効期限は「訪問」としました。

売上高の例

Dimension-eVar-Overview Revenue.png

訪問者が「¥1,000」の購入をした場合、「配分」の設定によってコンバージョンクレジット(売上高)の配分のされ方が異なります。

最新(最後) ・・・有効期間内に最後に記録された「s.eVar1=“f”」に「¥1,000」が配分されました。
元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に「¥1,000」が配分されました。
線形         ・・・有効期限内に記録された「s.eVar1=“a”」~「s.eVar1=“f”」それぞれに配分されました。「¥1,000」がeVarの発生回数(6回)で割られわけではありませんでした。
「線形」の挙動が想像と違っていました。


インスタンスの例

Dimension-eVar-Overview Instances.png

最新(最後) ・・・「s.eVar1=“a”」~「s.eVar1=“f”」それぞれに1インスタンスずつカウントされました。
元の値(最初)   ・・・有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に6インスタンスがカウントされました。
線形         ・・・「s.eVar1=“a”」~「s.eVar1=“f”」それぞれに1インスタンスずつカウントされました。

配分が「最新(最後)」の場合は、最新のeVarに値がセットされる都度インスタンスがカウントされます。最後のeVar(例だと「s.eVar1=“f”」)にまとめてカウントされるわけではないので注意です。
配分が「元の値(最初)」の場合は、一番最初のeVar(例だと「s.eVar1=“a”」)にeVarの発生回数(6回)がまとめてカウントされました。
配分が「線形」の場合は、6インスタンスがそれぞれのeVarに配分されました。

トラフィック系指標

Dimension-eVar-Overview TrafficMetrics.png

トラフィック系の指標をセットしたところ以下の結果となりました。
ページビュー数の場合、配分を「最新(最後)」にすると、最後のeVar(「s.eVar1=“f”」)が訪問の間持続しているので購入ページのページビュー数もカウントします。
「線形」の場合は7ページビューがeVarの発生回数(6回)で割られるかと想像していたのですが「最新(最後)」と同じ結果になりました。
実訪問者数や訪問回数も、配分が「線形」の場合に1訪問者や1訪問がeVarの発生回数(6回)で割られるわけではありませんでした。

eVarにトラフィック系の指標をセットすると思いがけない挙動をします。eVarは貢献度を見るためのものなので、セットする場合はコンバージョン系の指標を使いましょう。

eVarの用途★作成中

カウンターeVar

eVar は、文字列値を保持するためによく使用されますが、カウンターとして動作するように設定されることもあります。
ユーザーが成功イベントの前に実行したアクション数をカウントする場合や訪問者のスコアリングなどに利用すると便利です。
「カウンター」に設定すると、訪問者ごとに保存されるカウンターの合算結果がeVarのラインアイテムに表示されるようになります。
増加する値は”+3”,"+5"など指定可能です。また、カウンターeVarは「人」に紐づいて計測されます。

例えば、「会員登録(CV)」までの訪問者のエンゲージメントをスコアリングするとします。
これを下図で説明します。

配分「最後(最新)」  有効期限「会員登録」の場合

  1. 訪問者がコンテンツを閲覧した場合、「s.eVar1="+1"」と設定されているので「1.00」が1インスタンス計測されます。
  2. 訪問者が記事をshareした場合、「s.eVar1="+3"」と設定されているので、コンテンツ閲覧時の「1.00」に「+3」加算され、「4.00」が1インスタンス計測されます。
  3. 訪問者が記事にコメントをした場合、「s.eVar1="+5"」と設定されているので「4.00」に「+5」となり、「9.00」が1インスタンス計測されます。
  4. 訪問者が記事に「イイネ!」ををした場合、「s.eVar1="+2"」と設定されているので「9.00」に「+2」となり、「11.00」が1インスタンス計測されます。
  5. 訪問者が記事に再びコメントを追加しました。コメント追加は「s.eVar1="+5"」と設定されているので、「16.00」が1インスタンス計測されます。
  6. 最終的に訪問者は会員登録(成功イベント)を実行しました。有効期限を「会員登録」としていたので、この時点でカウントを停止します。
  7. 配分を「最後(最新)」としていたので、「会員登録」は「最後(最新)」の値(16.00)に付与されます。

これがカウンターeVar変数の仕組みです。
「post eVar」により、遷移したページの分、ページビューは加算されます。