Difference between revisions of "Adobe Analytics/導入フロー"
m |
m |
||
| (4 intermediate revisions by the same user not shown) | |||
| Line 1: | Line 1: | ||
| − | |||
| − | |||
Adobeとの契約を終えて、実際のデータ計測をスタートするまでは、手探りで試行錯誤することになりがちです。 | Adobeとの契約を終えて、実際のデータ計測をスタートするまでは、手探りで試行錯誤することになりがちです。 | ||
無駄な時間と労力を最低限にし、将来に後悔しないようなスムーズなフローについて考えてみました。 | 無駄な時間と労力を最低限にし、将来に後悔しないようなスムーズなフローについて考えてみました。 | ||
| Line 20: | Line 18: | ||
上のフローではDTM活用を前提としていますが、新規導入の場合は、実装と管理が楽で、計測精度が高く、新しい機能を使える最新方式(DTM&AppMeasurement.js&Visitor ID Serviceの組み合わせ)がオススメです。「慣れているから」「安心だから」と旧方式で計測を開始しても、近い将来に旧方式がサポートされなくなったり、新しくリリースされた機能を使いたいのに旧方式では利用できない、という状況になります。途中で方式を切り替えるのは、データの整合性やタイミングなどを考慮する必要があり、想像を絶するほど大変な作業です。コストや調整の難易度が原因で移行を断念するケースも多々。そのため、手探りで勉強しながらでも、最初から新方式でクリーンに導入しておくと良いでしょう。 | 上のフローではDTM活用を前提としていますが、新規導入の場合は、実装と管理が楽で、計測精度が高く、新しい機能を使える最新方式(DTM&AppMeasurement.js&Visitor ID Serviceの組み合わせ)がオススメです。「慣れているから」「安心だから」と旧方式で計測を開始しても、近い将来に旧方式がサポートされなくなったり、新しくリリースされた機能を使いたいのに旧方式では利用できない、という状況になります。途中で方式を切り替えるのは、データの整合性やタイミングなどを考慮する必要があり、想像を絶するほど大変な作業です。コストや調整の難易度が原因で移行を断念するケースも多々。そのため、手探りで勉強しながらでも、最初から新方式でクリーンに導入しておくと良いでしょう。 | ||
| − | {| | + | {| class="wikitable" |
! | ! | ||
! 旧方式 | ! 旧方式 | ||
! 新方式 | ! 新方式 | ||
|- | |- | ||
| − | ! タグ管理方法 | + | ! style="text-align:left;"| タグ管理方法 |
| 手動 | | 手動 | ||
* カスタマイズを想定した固有コードを各ページに入れる | * カスタマイズを想定した固有コードを各ページに入れる | ||
| Line 33: | Line 31: | ||
* 導入後はHTMLの変更が不要 | * 導入後はHTMLの変更が不要 | ||
|- | |- | ||
| − | ! カスタム変数のセット方法 | + | ! style="text-align:left;"| カスタム変数のセット方法 |
| 手動 | | 手動 | ||
* ページ内と外部JavaSctiptファイルのコードを直接書き換える | * ページ内と外部JavaSctiptファイルのコードを直接書き換える | ||
| Line 40: | Line 38: | ||
* JavaScriptによる高度なカスタマイズも可能 | * JavaScriptによる高度なカスタマイズも可能 | ||
|- | |- | ||
| − | ! 計測ライブラリ | + | ! style="text-align:left;"| 計測ライブラリ |
| s_code.js | | s_code.js | ||
* 過去のノウハウを流用できる | * 過去のノウハウを流用できる | ||
| Line 48: | Line 46: | ||
* 今後の新機能がサポートされる | * 今後の新機能がサポートされる | ||
|- | |- | ||
| − | ! 訪問者IDの管理 | + | ! style="text-align:left;"| 訪問者IDの管理 |
| デフォルト(s_viクッキー) | | デフォルト(s_viクッキー) | ||
| Visitor ID Service | | Visitor ID Service | ||
* AnalyticsとTargetでIDが共通化されデータ連携が容易になる | * AnalyticsとTargetでIDが共通化されデータ連携が容易になる | ||
|} | |} | ||
| + | |||
| + | ==計測用サーバーに自社サブドメインを割り当てるべきか?== | ||
| + | |||
| + | フローの右に書いたステップです。これは単純に方式が古い/新しいというわけではなく、状況によって必要性が変わります。 | ||
| + | |||
| + | サイト内で異なるドメインが混在する場合に、Adobeのデータ収集サーバー(*.omtrdc.net)に自社のサブドメイン(例:stat.my-company.com)をCNAMEで割り当てると、Safariのような3rd-party Cookieを拒否する設定のブラウザでドメインをまたぐ時に訪問(セッション)が途切れなくなります。SSLページも計測する場合は、そのサブドメインのSSL証明書も購入する必要がある点にご注意。 | ||
| + | |||
| + | 時間がかかるプロセスなので、早めに判断して手配しておきましょう。 | ||
Latest revision as of 13:04, 6 October 2015
Adobeとの契約を終えて、実際のデータ計測をスタートするまでは、手探りで試行錯誤することになりがちです。 無駄な時間と労力を最低限にし、将来に後悔しないようなスムーズなフローについて考えてみました。 導入プランシートに記入して送付し、Adobe Analyticsのカンパニーと管理者アカウントが作成されるところからスタートします。
工夫したポイント
- 進められることは先に進めておくことで、期間を短縮する(Adobe IDとページ一覧の作成、サブドメイン検討)
- RSを最後に複製することで、RS設定の手作業を減らす
- 後からだと移行が面倒なので最初からDTMを導入する(計測用サブドメインはマルチドメイン時のみ検討)
- DTMの前にMarketing Cloudを有効化しておく(と確実なのでオススメ)
- Adobe Marketing Cloudも有効化しておく(共通機能を活用するために必要。TargetやSocial、Audience Managerなどを導入しない場合でも意味がある)
- Marketing Cloudの有効化を申請するよりも前にAdobe IDを作成しておく
実装の方式を決める
上のフローではDTM活用を前提としていますが、新規導入の場合は、実装と管理が楽で、計測精度が高く、新しい機能を使える最新方式(DTM&AppMeasurement.js&Visitor ID Serviceの組み合わせ)がオススメです。「慣れているから」「安心だから」と旧方式で計測を開始しても、近い将来に旧方式がサポートされなくなったり、新しくリリースされた機能を使いたいのに旧方式では利用できない、という状況になります。途中で方式を切り替えるのは、データの整合性やタイミングなどを考慮する必要があり、想像を絶するほど大変な作業です。コストや調整の難易度が原因で移行を断念するケースも多々。そのため、手探りで勉強しながらでも、最初から新方式でクリーンに導入しておくと良いでしょう。
| 旧方式 | 新方式 | |
|---|---|---|
| タグ管理方法 | 手動
|
タグマネージャ (DTM)
|
| カスタム変数のセット方法 | 手動
|
タグマネージャ (DTM)
|
| 計測ライブラリ | s_code.js
|
AppMeasurement.js
|
| 訪問者IDの管理 | デフォルト(s_viクッキー) | Visitor ID Service
|
計測用サーバーに自社サブドメインを割り当てるべきか?
フローの右に書いたステップです。これは単純に方式が古い/新しいというわけではなく、状況によって必要性が変わります。
サイト内で異なるドメインが混在する場合に、Adobeのデータ収集サーバー(*.omtrdc.net)に自社のサブドメイン(例:stat.my-company.com)をCNAMEで割り当てると、Safariのような3rd-party Cookieを拒否する設定のブラウザでドメインをまたぐ時に訪問(セッション)が途切れなくなります。SSLページも計測する場合は、そのサブドメインのSSL証明書も購入する必要がある点にご注意。
時間がかかるプロセスなので、早めに判断して手配しておきましょう。
