Difference between revisions of "eVar"

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[[Category:ディメンション]]
 
[[Category:ディメンション]]
  
★★★作成中★★★
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[[File:Dimension-eVar-Overview.png|700px]]
  
eVarとは?
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eVarは貢献度を調査する際に使用します。<br />
カスタムトラフィック変数(eVar)は、何がコンバージョンにつながったのかを調べるために使用します。<br />
+
例えばウェブサイト上で色違いのバナーを出し分けていたとします。コンバージョンに影響を与えたバナーは何色のバナーでしょうか。<br />
例えば下図の例では、訪問者は最終的にコンバージョン(購入)を行いました。<br />
+
また、訪問者がウェブサイト内でキーワード検索をした場合、どのキーワードがコンバージョンに影響を与えたのでしょうか。<br />
訪問者はサイトに来訪してから、ログインしたり、サイト内検索で検索をしています。<br />
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このように、コンバージョンに影響を与えた物事を調査する際にeVarを使います。eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に反映されます。
また、セール情報を見たり送料無料キャンペーンを閲覧しています。<br />
 
最終的に訪問者が購入を決断した原因はなんだったのでしょうか。<br />
 
  
セール情報があったからでしょうか?それとも会員限定の送料無料キャンペーンがあったからでしょうか。<br />
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Reports&Analyticsで貢献度を示すレポートは「キャンペーンレポート」と「カスタムコンバージョンレポート」です。<br />
eVar変数はこのように、「なにがコンバージョンに影響を及ぼしたのか」を測定します。<br />
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キャンペーンレポートはキャンペーンの貢献度分析に使います。用途が決まっているので「定義済みコンバージョンレポート」とも言われます。
  
★画像
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[https://marketing.adobe.com/resources/help/ja_JP/reference/conversion_var_admin.html 参考:Analysis公式ヘルプ「コンバージョン変数(eVar)」]
  
==eVarは持続(persist)する==
 
  
eVar変数は「持続変数」で、複数のページにわたって値を保持する点が特徴です。<br />
+
==eVarの特徴==
「持続」とはどのようなことかというと、サイト内検索キーワードを例に説明すると、訪問者がサイト内検索をする度に「eVar1」に値が代入され、<br />
+
===eVarは持続(persist)する===
その値を「指定された有効期限まで」保持しするということです。そして、指定した配分でクレジットが付与されます。<br />
 
これを下図で説明します。<br />
 
  
配分「最後(最新)」  有効期限「購入」の場合<br />
+
[[File:Dimension-eVar-Overview_Expire.png|800px]]
  
#訪問者がサイト内検索で「ダイヤ」と検索した場合、「s.eVar1="ダイヤ"」が計測されます。
+
eVarには有効期限を設定することができます。その期限が来るまで値を保持し続けることができるので「持続変数」とも呼ばれます。<br />
#トラフィック変数と異なり、eVarの場合はページが遷移しても「s.eVar1」の値は保持されます。
+
eVarに設定できる有効期限は、セットされてからの経過時間だけでなく、特定の成功イベントが発生するまで、など様々な設定が可能です。
#訪問者が再びサイト内検索で「指輪」と検索した場合、「s.eVar1="指輪"」に置き換わります。値は保持され続けます。
 
#例の場合、訪問者がサイト内検索をするたびに値は入れ代わります。
 
#eVarにログイン情報をセットしている場合などは値が入れ代わらないケースもあります。
 
#値が入れ代わっても入れ代わらなくても、ページを遷移しても値を保持するというところがeVarの特徴です。
 
#最終的に訪問者は100万円の指輪を購入しました。有効期限を「購入」としていたので、この時点で値を保持することを停止します。
 
#配分を「最後(最新)」としていたので、100万円の売上高は「最後(最新)」に検索した「指輪」に付与されます。
 
  
これがeVar変数の基本的な仕組みです。<br />
+
「値を保持し続ける」とはどのようなことでしょうか。これを上の図で説明します。<br />
 +
上の図は「eVar1」でサイト内検索キーワードを収集している例です。有効期限は「訪問」に設定しています。
  
★画像
+
#訪問者がサイト内検索で「靴」と検索しました、この時、「eVar1」の値として「靴」がセットされます。
 +
#訪問者は商品詳細ページに遷移しました。「eVar1」の有効期限を「訪問」に設定しているので、訪問が終了するまで「eVar1」は値を保持し続けます。
 +
#次に訪問者は再びサイト内検索で「シューズ」と検索しました。このとき、「eVar1」の値は「シューズ」に置き換わります。
 +
#訪問者は商品詳細ページに遷移ました。ページを遷移しても「シューズ」という値は保持され続けます。
 +
#次に訪問者は買い物かごに遷移し、「&yen;10,000」の購入を行い、離脱しました。
 +
#有効期限を「訪問」としていたので、訪問が終了した時点で「eVar1」は値を保持することを停止します。
  
値が保持される間、「post eVar」の仕組みにより遷移したページでページビューがカウントされます。<br />
+
トラフィック変数と異なり、eVarはページを遷移しても有効期限が切れるまで値を持ち続けます。
カスタムコンバージョンレポートでeVarの発生回数をカウントしたい場合は「ページビュー数」ではなく「インスタンス」を使用したほうがよいでしょう。<br />
 
「インスタンス」は持続するヒットはカウントしません。<br />
 
  
==eVarの配分==
+
===eVarは「配分」方法を選択できる===
  
成功イベントの前に変数が複数の値を受け取った場合、そのイベントのクレジットをどのように割り当てるかを決定します。次の値がサポートされています。<br />
+
[[File:Dimension-eVar-Overview_Allocation.png|700px]]
  
元の値:  最初の eVar 値が、その eVar の期限が切れるまで、成功イベントのクレジットを常に受け取ります。<br />
+
eVarには配分を設定することもできます。有効期限が切れた時点で、その期間内に発生したコンバージョンクレジットをどこに配分するかを決めることができます。<br />
最新:   最後の eVar 値が、その eVar の期限が切れるまで、成功イベントのクレジットを常に受け取ります。<br />
+
「配分」の方法は以下の3種類です。
線形:   成功イベントのクレジットを eVar のすべての値に均等に配分します。<br />
 
線形配分ではある訪問中の値のみが正確に分配されるので、線形配分は訪問の eVar 有効期限を設定して使用します。<br />
 
  
例えば下図の例ではサイト内検索キーワードをeVarで取得しているとします。最終的に訪問者はコンバージョン(購入)を行っています。<br />
+
{|
このとき、購入のきっかけになったサイト内検索キーワードは何か?<br />
+
|最新(最後)
 +
|・・・
 +
|有効期間内に最後に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する
 +
|-
 +
|元の値(最初)
 +
|・・・
 +
|有効期限内に最初に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する
 +
|-
 +
|線形
 +
|・・・
 +
|有効期限内に記録されたeVarに均等にコンバージョンクレジットを配分する
 +
|}
  
「元の値」に設定している場合は「ダイヤ」、「最後(最新)」に設定している場合は「指輪」がコンバージョン(購入)のきっかけとなった、と考えます。<br />
 
  
==eVarの有効期限==
+
上の図で訪問者は「&yen;10,000」の買い物をしました。このとき、「配分」の設定によってコンバージョンクレジットの振り分けられ方が異なります。
  
eVar 値の有効期限が切れる(成功イベントのクレジットを受け取らなくなる)までの期間またはイベントを指定します。<br />
+
{|
eVar の有効期限が切れた後に成功イベントが発生した場合、「なし」がそのイベントのクレジットを受け取ることになります。<br />
+
|最新(最後)
つまり、アクティブな eVar がないということを示します。<br />
+
|・・・
 +
|有効期間内に最後に記録された「シューズ」に「&yen;10,000」が配分される
 +
|-
 +
|元の値(最初)
 +
|・・・
 +
|有効期限内に最初に記録された「靴」に「&yen;10,000」が配分される
 +
|-
 +
|線形
 +
|・・・
 +
|有効期限内に記録された「靴」と「シューズ」に均等に配分される。「線形」を設定する場合は有効期限は「訪問」が推奨されています。
 +
|}
  
有効期限にイベントを指定した場合、そのイベントが発生した場合にのみ eVar の有効期限が切れます。<br />
+
どの配分にするかは特に決まりはありません。ウェブサイト上で実施している施策により異なりますので関係者内で決めておくとよいでしょう。<br />
イベントが発生しない場合、eVar の有効期限は切れません。 <br />
+
尚、「線形」の場合は上の図のように2回発生した場合「&yen;5,000」ずつ配分されるように思いがちですが、実際に試してみたところ持続している間のeVar値も考慮されるようでした。<br />
 +
つまり、eVar1はコンバージョンが発生するまでに5ヒットの間持続しており、そのうち2ヒット分は「靴」に、3ヒット分は「シューズ」に配分されます。
  
==カウンターeVar==
+
===「有効期限」と「配分」の設定===
 +
eVarの「有効期限」と「配分」は管理画面で行います。管理権限を持つ管理者のみが設定可能です。
  
eVar は、文字列値を保持するためによく使用されますが、カウンターとして動作するように設定されることもあります。<br />
+
[[File:Dimension-eVar-Overview_AllocationExpireSetting.png|600px]]
ユーザーが成功イベントの前に実行したアクション数をカウントする場合や訪問者のスコアリングなどに利用すると便利です。<br />
 
「カウンター」に設定すると、訪問者ごとに保存されるカウンターの合算結果がeVarのラインアイテムに表示されるようになります。<br />
 
増加する値は”+3”,"+5"など指定可能です。また、カウンターeVarは「人」に紐づいて計測されます。<br />
 
  
例えば、「会員登録(CV)」までの訪問者のエンゲージメントをスコアリングするとします。<br />
+
==eVarのタイプ==
これを下図で説明します。<br />
 
  
配分「最後(最新)」  有効期限「会員登録」の場合
+
===「テキスト文字列」と「カウンター」===
 +
 
 +
eVarは「テキスト文字列」「カウンター」という2種類のタイプがあります。「テキスト文字列」がデフォルトです。<br />
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「テキスト文字列」の場合はeVar変数にセットされた値をテキスト文字列として記録し、文字列のままレポート上で表示されます。<br />
 +
「カウンター」の場合はeVar変数にセットされた値に関わらず、eVarの発生回数をカウントアップし、回数がレポート上のラインアイテムとして表示されます。
 +
 
 +
例えば内部検索キーワードを追跡している場合に、どの検索キーワードがコンバージョンに貢献したかを調べる場合は「テキスト文字列」に設定します。<br />
 +
何回目の検索がコンバージョンに貢献したかを調べる場合は「カウンター」に設定します。
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 +
[[File:Dimension-eVar-Overview_Type.png|700px]]
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上の図では、内部検索キーワードを「eVar1(テキスト文字列)」「eVar2(カウンター)」で収集しています。<br />
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eVar1は「テキスト文字列」に設定しているので、右辺の値がラインアイテムに表示され、配分を「最新」としているので最後に検索された「ねこ」にコンバージョンクレジットが付与されています。<br />
 +
eVar2は「カウンター」に設定しているので、eVar2の発生回数がカウントアップされています。配分を「最新」としているので最後の回数「4.00」にコンバージョンクレジットが付与されています。
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===「カウンターeVar」の用途===
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eVarの「カウンター」タイプは1ずつカウントアップさせる以外に、「+3」「+5」など任意の数を加算させることも可能です。<br />
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この機能を利用すると訪問者のスコアリングなどができるので便利です。
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[[File:Dimension-eVar-Overview_Scoring.png|700px]]
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例えば上の図では「会員登録(CV)」までの訪問者のエンゲージメントをスコアリングするとします。<br />
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訪問者がコンテンツを見た場合は「+1」、イイネ!を押した場合は「+2」など、訪問者のアクションによって加算されるスコアを予め定めておきます。
 +
 
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配分「最後(最新)」  有効期限「会員登録」の場合  
  
 
#訪問者がコンテンツを閲覧した場合、「s.eVar1="+1"」と設定されているので「1.00」が1インスタンス計測されます。
 
#訪問者がコンテンツを閲覧した場合、「s.eVar1="+1"」と設定されているので「1.00」が1インスタンス計測されます。
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#訪問者が記事にコメントをした場合、「s.eVar1="+5"」と設定されているので「4.00」に「+5」となり、「9.00」が1インスタンス計測されます。
 
#訪問者が記事にコメントをした場合、「s.eVar1="+5"」と設定されているので「4.00」に「+5」となり、「9.00」が1インスタンス計測されます。
 
#訪問者が記事に「イイネ!」ををした場合、「s.eVar1="+2"」と設定されているので「9.00」に「+2」となり、「11.00」が1インスタンス計測されます。
 
#訪問者が記事に「イイネ!」ををした場合、「s.eVar1="+2"」と設定されているので「9.00」に「+2」となり、「11.00」が1インスタンス計測されます。
#訪問者が記事に再びコメントを追加しました。コメント追加は「s.eVar1="+5"」と設定されているので、「16.00」が1インスタンス計測されます。
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#・・・このように、訪問者が特定のアクションをするごとにスコアが増えていきます。
#最終的に訪問者は会員登録(成功イベント)を実行しました。有効期限を「会員登録」としていたので、この時点でカウントを停止します。
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#訪問者は最終的に会員登録(CV)を実行しました。有効期限を「会員登録」としていたので、この時点でカウントを停止します。また、配分を「最後(最新)」としていたので、「会員登録」は「最後(最新)」の値(21.00)に付与されます。
#配分を「最後(最新)」としていたので、「会員登録」は「最後(最新)」の値(16.00)に付与されます。
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この結果を見ると、ウェブサイト内でのリアクションが多いほど会員登録(CV)に貢献するのか否か、等が調査できます。
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==指標との組み合わせ==
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eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に展開されるので、分析をする際は「カスタムコンバージョンレポート」に様々な指標をセットすることになります。<br />
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組み合わせる指標は様々ですが、eVarは貢献度を測るためのものなので、基本的にはコンバージョン系の指標をセットしましょう。<br />
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また、「配分」の設定状況によって以下のとおり結果が違ってくるので、「配分」がどのようになっているかも気をつけながら指標を読み取るようにしてください。
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===「売上高」の例===
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[[File:Dimension-eVar-Overview_Revenue.png|700px]]
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上図の例ではページを遷移するたびに「eVar1」でページネームを取得しています。<br />
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訪問者は「&yen;10,000」の購入をしました。この時、指標に「売上高」をセットした場合、「配分」の設定によって次のとおり結果が異なります。
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{|
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|最新(最後)
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|・・・
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|有効期間内に最後に記録された「s.eVar1=“f”」に「&yen;10,000」が配分されます。
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|-
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|元の値(最初)
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|・・・
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|有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に「&yen;10,000」が配分されます。
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|-
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|線形
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|・・・
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|有効期限内に記録された「s.eVar1=“a”」から「s.eVar1=“f”」にそれぞれ配分されます。
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|}
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===インスタンスの例===
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[[File:Dimension-eVar-Overview_Instances.png|700px]]
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上図の例ではページを遷移するたびに「eVar1」でページネームを取得しています。<br />
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指標に「インスタンス」をセットした場合、「配分」の設定によって次のとおり結果が異なります。
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{|
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|最新(最後)
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|・・・
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|「s.eVar1=“a”」から「s.eVar1=“f”」それぞれに1インスタンスずつカウントされます。
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|-
 +
|元の値(最初)
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|・・・
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|有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に6インスタンスがカウントされます。
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|-
 +
|線形
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|・・・
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|「s.eVar1=“a”」から「s.eVar1=“f”」にそれぞれに1インスタンスずつカウントされます。
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|}
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配分が「最新(最後)」の場合は、最新のeVarに値がセットされる都度インスタンスがカウントされます。最後のeVar(s.eVar1=“f”)にまとめてカウントされるわけではないので注意です。<br />
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配分が「元の値(最初)」の場合は、一番最初のeVar(例だと「s.eVar1=“a”」)にeVarの発生回数(6回)がまとめてカウントされました。<br />
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配分が「線形」の場合は、6インスタンスがそれぞれのeVarに配分されました。
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===トラフィック系指標の例===
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[[File:Dimension-eVar-Overview_TrafficMetrics.png|700px]]
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トラフィック系の指標をセットしたところ以下の結果となりました。
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ページビュー数
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{|
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|最新(最後)
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|・・・
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|それぞれのeVarでページビュー数がカウントされます。最後のeVar(s.eVar1=“f”)が訪問の間持続しているので購入ページのページビュー数もカウントします。
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|-
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|元の値(最初)
 +
|・・・
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|有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に7ページビュー数がカウントされます。購入ページのページビュー数もカウントします。
 +
|-
 +
|線形
 +
|・・・
 +
|「最新(最後)」と同じ結果となりました。7ページビュー数がeVarの発生回数(6回)で配分されると想像しましたがそうはなりませんでした。
 +
|}
  
これがカウンターeVar変数の仕組みです。<br />
+
実訪問者数や訪問回数の結果は図のとおりです。配分が「線形」の場合に1訪問者や1訪問がeVarの発生回数(6回)で割られるわけではありませんでした。<br />
「post eVar」により、遷移したページの分、ページビューは加算されます。<br />
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このように、eVarにトラフィック系の指標をセットすると思いがけない挙動をします。eVarは貢献度を見るためのものなので、セットする場合はコンバージョン系の指標を使いましょう。

Latest revision as of 12:49, 16 April 2016

Dimension-eVar-Overview.png

eVarは貢献度を調査する際に使用します。
例えばウェブサイト上で色違いのバナーを出し分けていたとします。コンバージョンに影響を与えたバナーは何色のバナーでしょうか。
また、訪問者がウェブサイト内でキーワード検索をした場合、どのキーワードがコンバージョンに影響を与えたのでしょうか。
このように、コンバージョンに影響を与えた物事を調査する際にeVarを使います。eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に反映されます。

Reports&Analyticsで貢献度を示すレポートは「キャンペーンレポート」と「カスタムコンバージョンレポート」です。
キャンペーンレポートはキャンペーンの貢献度分析に使います。用途が決まっているので「定義済みコンバージョンレポート」とも言われます。

参考:Analysis公式ヘルプ「コンバージョン変数(eVar)」


eVarの特徴

eVarは持続(persist)する

Dimension-eVar-Overview Expire.png

eVarには有効期限を設定することができます。その期限が来るまで値を保持し続けることができるので「持続変数」とも呼ばれます。
eVarに設定できる有効期限は、セットされてからの経過時間だけでなく、特定の成功イベントが発生するまで、など様々な設定が可能です。

「値を保持し続ける」とはどのようなことでしょうか。これを上の図で説明します。
上の図は「eVar1」でサイト内検索キーワードを収集している例です。有効期限は「訪問」に設定しています。

  1. 訪問者がサイト内検索で「靴」と検索しました、この時、「eVar1」の値として「靴」がセットされます。
  2. 訪問者は商品詳細ページに遷移しました。「eVar1」の有効期限を「訪問」に設定しているので、訪問が終了するまで「eVar1」は値を保持し続けます。
  3. 次に訪問者は再びサイト内検索で「シューズ」と検索しました。このとき、「eVar1」の値は「シューズ」に置き換わります。
  4. 訪問者は商品詳細ページに遷移ました。ページを遷移しても「シューズ」という値は保持され続けます。
  5. 次に訪問者は買い物かごに遷移し、「¥10,000」の購入を行い、離脱しました。
  6. 有効期限を「訪問」としていたので、訪問が終了した時点で「eVar1」は値を保持することを停止します。

トラフィック変数と異なり、eVarはページを遷移しても有効期限が切れるまで値を持ち続けます。

eVarは「配分」方法を選択できる

Dimension-eVar-Overview Allocation.png

eVarには配分を設定することもできます。有効期限が切れた時点で、その期間内に発生したコンバージョンクレジットをどこに配分するかを決めることができます。
「配分」の方法は以下の3種類です。

最新(最後) ・・・ 有効期間内に最後に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する
元の値(最初) ・・・ 有効期限内に最初に記録された値にコンバージョンクレジットを配分する
線形 ・・・ 有効期限内に記録されたeVarに均等にコンバージョンクレジットを配分する


上の図で訪問者は「¥10,000」の買い物をしました。このとき、「配分」の設定によってコンバージョンクレジットの振り分けられ方が異なります。

最新(最後) ・・・ 有効期間内に最後に記録された「シューズ」に「¥10,000」が配分される
元の値(最初) ・・・ 有効期限内に最初に記録された「靴」に「¥10,000」が配分される
線形 ・・・ 有効期限内に記録された「靴」と「シューズ」に均等に配分される。「線形」を設定する場合は有効期限は「訪問」が推奨されています。

どの配分にするかは特に決まりはありません。ウェブサイト上で実施している施策により異なりますので関係者内で決めておくとよいでしょう。
尚、「線形」の場合は上の図のように2回発生した場合「¥5,000」ずつ配分されるように思いがちですが、実際に試してみたところ持続している間のeVar値も考慮されるようでした。
つまり、eVar1はコンバージョンが発生するまでに5ヒットの間持続しており、そのうち2ヒット分は「靴」に、3ヒット分は「シューズ」に配分されます。

「有効期限」と「配分」の設定

eVarの「有効期限」と「配分」は管理画面で行います。管理権限を持つ管理者のみが設定可能です。

Dimension-eVar-Overview AllocationExpireSetting.png

eVarのタイプ

「テキスト文字列」と「カウンター」

eVarは「テキスト文字列」「カウンター」という2種類のタイプがあります。「テキスト文字列」がデフォルトです。
「テキスト文字列」の場合はeVar変数にセットされた値をテキスト文字列として記録し、文字列のままレポート上で表示されます。
「カウンター」の場合はeVar変数にセットされた値に関わらず、eVarの発生回数をカウントアップし、回数がレポート上のラインアイテムとして表示されます。

例えば内部検索キーワードを追跡している場合に、どの検索キーワードがコンバージョンに貢献したかを調べる場合は「テキスト文字列」に設定します。
何回目の検索がコンバージョンに貢献したかを調べる場合は「カウンター」に設定します。

Dimension-eVar-Overview Type.png

上の図では、内部検索キーワードを「eVar1(テキスト文字列)」「eVar2(カウンター)」で収集しています。
eVar1は「テキスト文字列」に設定しているので、右辺の値がラインアイテムに表示され、配分を「最新」としているので最後に検索された「ねこ」にコンバージョンクレジットが付与されています。
eVar2は「カウンター」に設定しているので、eVar2の発生回数がカウントアップされています。配分を「最新」としているので最後の回数「4.00」にコンバージョンクレジットが付与されています。

「カウンターeVar」の用途

eVarの「カウンター」タイプは1ずつカウントアップさせる以外に、「+3」「+5」など任意の数を加算させることも可能です。
この機能を利用すると訪問者のスコアリングなどができるので便利です。

Dimension-eVar-Overview Scoring.png

例えば上の図では「会員登録(CV)」までの訪問者のエンゲージメントをスコアリングするとします。
訪問者がコンテンツを見た場合は「+1」、イイネ!を押した場合は「+2」など、訪問者のアクションによって加算されるスコアを予め定めておきます。

配分「最後(最新)」  有効期限「会員登録」の場合

  1. 訪問者がコンテンツを閲覧した場合、「s.eVar1="+1"」と設定されているので「1.00」が1インスタンス計測されます。
  2. 訪問者が記事をshareした場合、「s.eVar1="+3"」と設定されているので、コンテンツ閲覧時の「1.00」に「+3」加算され、「4.00」が1インスタンス計測されます。
  3. 訪問者が記事にコメントをした場合、「s.eVar1="+5"」と設定されているので「4.00」に「+5」となり、「9.00」が1インスタンス計測されます。
  4. 訪問者が記事に「イイネ!」ををした場合、「s.eVar1="+2"」と設定されているので「9.00」に「+2」となり、「11.00」が1インスタンス計測されます。
  5. ・・・このように、訪問者が特定のアクションをするごとにスコアが増えていきます。
  6. 訪問者は最終的に会員登録(CV)を実行しました。有効期限を「会員登録」としていたので、この時点でカウントを停止します。また、配分を「最後(最新)」としていたので、「会員登録」は「最後(最新)」の値(21.00)に付与されます。

この結果を見ると、ウェブサイト内でのリアクションが多いほど会員登録(CV)に貢献するのか否か、等が調査できます。

指標との組み合わせ

eVarで収集したデータは「カスタムコンバージョンレポート」に展開されるので、分析をする際は「カスタムコンバージョンレポート」に様々な指標をセットすることになります。
組み合わせる指標は様々ですが、eVarは貢献度を測るためのものなので、基本的にはコンバージョン系の指標をセットしましょう。
また、「配分」の設定状況によって以下のとおり結果が違ってくるので、「配分」がどのようになっているかも気をつけながら指標を読み取るようにしてください。

「売上高」の例

Dimension-eVar-Overview Revenue.png

上図の例ではページを遷移するたびに「eVar1」でページネームを取得しています。
訪問者は「¥10,000」の購入をしました。この時、指標に「売上高」をセットした場合、「配分」の設定によって次のとおり結果が異なります。

最新(最後) ・・・ 有効期間内に最後に記録された「s.eVar1=“f”」に「¥10,000」が配分されます。
元の値(最初) ・・・ 有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に「¥10,000」が配分されます。
線形 ・・・ 有効期限内に記録された「s.eVar1=“a”」から「s.eVar1=“f”」にそれぞれ配分されます。

インスタンスの例

Dimension-eVar-Overview Instances.png

上図の例ではページを遷移するたびに「eVar1」でページネームを取得しています。
指標に「インスタンス」をセットした場合、「配分」の設定によって次のとおり結果が異なります。

最新(最後) ・・・ 「s.eVar1=“a”」から「s.eVar1=“f”」それぞれに1インスタンスずつカウントされます。
元の値(最初) ・・・ 有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に6インスタンスがカウントされます。
線形 ・・・ 「s.eVar1=“a”」から「s.eVar1=“f”」にそれぞれに1インスタンスずつカウントされます。

配分が「最新(最後)」の場合は、最新のeVarに値がセットされる都度インスタンスがカウントされます。最後のeVar(s.eVar1=“f”)にまとめてカウントされるわけではないので注意です。
配分が「元の値(最初)」の場合は、一番最初のeVar(例だと「s.eVar1=“a”」)にeVarの発生回数(6回)がまとめてカウントされました。
配分が「線形」の場合は、6インスタンスがそれぞれのeVarに配分されました。

トラフィック系指標の例

Dimension-eVar-Overview TrafficMetrics.png

トラフィック系の指標をセットしたところ以下の結果となりました。


ページビュー数

最新(最後) ・・・ それぞれのeVarでページビュー数がカウントされます。最後のeVar(s.eVar1=“f”)が訪問の間持続しているので購入ページのページビュー数もカウントします。
元の値(最初) ・・・ 有効期限内に最初に記録された「s.eVar1=“a”」に7ページビュー数がカウントされます。購入ページのページビュー数もカウントします。
線形 ・・・ 「最新(最後)」と同じ結果となりました。7ページビュー数がeVarの発生回数(6回)で配分されると想像しましたがそうはなりませんでした。

実訪問者数や訪問回数の結果は図のとおりです。配分が「線形」の場合に1訪問者や1訪問がeVarの発生回数(6回)で割られるわけではありませんでした。
このように、eVarにトラフィック系の指標をセットすると思いがけない挙動をします。eVarは貢献度を見るためのものなので、セットする場合はコンバージョン系の指標を使いましょう。